自分のことを、いくつか。 
自分のことを、いくつか。
「百の扉」に来てくれてどうもありがとう。このサイトは、ゲイの謙介という奴が作って
います。まずは、少しお話を。------
表紙に「ぼくたちは、一体いくつの出会いと別れを繰り返してきたのだろう？」と、書きました。
ゲイの人なら、今までのいろいろな出会いと別れの経験がありますよね。（まぁゲイの人でなくて
もあることでしょうが。）ハッテン場で相手を探そうとしたこと。出会った相手に裏切られたこと。
また二股かけられた、逆に浮気しまくっていた、嘘をついて相手を裏切っていたこと。ゲイサウナ
でやりまくったこと。また、たまたま出会いの機会があって、信頼できる相手に出会えたことなど。
本当に数え上げたらきりがない経験をして、みんな今に至っていることと思います。俺もそうです。
いろいろな出会いや、うれしかったこと、裏切られたこと。後から考えると自分が自己嫌悪になる
ような情けないことをしてしまったこともあります。みんなそんな過去を持っていると思います。
しかしそうしたことは、ここで一旦措くことにしましょう。
あなたは、今この「百の扉」にきてくださいました。これは確かなことです。過去のことはともかく、
こうやってネットのラビリンスの中を経て、ここに来てくださったことに俺は感謝をしたいと思い
ます。人との出会いは、確かに傷つくことも多くありはしますが、また一方で、胸が躍るような出会
いだってあります。 俺は、人の話を聞くのが好きです。俺が投げたボールをまた返してくれるよう
なさまざまな人との出会いや、毎日の生活の中でいろいろなことを考えた記録を読んでもらって、た
がいに話ができる場があればいいなぁと思って、このサイトを作りました。
少し自己紹介をしておきます。
●ハンドルネーム --------謙介
●身 体 --------１７８×６２
●誕生日 --------あの日、もう誕生日、という歳でもないし、大したこともなくて淡々と
した一日が終わろうとしていました。 寝る前にテレビをつけたら、
ニューヨークのワールド・トレード・センターに飛行機が突っ込んでいる
絵が映って、、、中継放送中に崩壊した、あの日です。
●キーワード 音楽 大体なんでも聞きます。雑感のところに、今日聞いた音楽、という
のを出しているので、見てくれたら、と思うけど、ジャンルは問いません。
韓国・中国 両方とも前にしばらく住んでいました。 好きな部分もあるし、
ものすごく腹が立つところもあるけど、多分根底では好きなんだ、と思いま
す。（そのくせ、ほとんど褒めませんけど。） ただ、ここのところの、韓国ブーム
には、少し距離をおいて見ています。
文字を書くこと。俺には、二つの意味があります。文章としての文字を
書くことと「文字としての書作品」を書くことです。文字の方は、このサイトの
表紙もそうですが、下のようなものを書いています。知り合いの劇団のポスター
の題字書きを頼まれました。
文章としての文字については、こちらにリストがあります。このリストには、ゲイを
テーマとする小説だけ載せてあります。最近は純文学の小説を書いているのです
が、それは載せていません。大体一年に一つは小説を書いて発表しようと一応の
目標をたてているのですが。なかなか、、、、目標どおりにはいきません。
大学は国文学科などというところに行ったので、やっぱりいろいろな人の文章
とか文体、っていうところに目が行ってしまいます。
ちなみに好きな作家は、金井美恵子と高橋たか子。知らない人が多いかもしれ
ませんね。（笑） 高橋さんのご主人だった高橋和巳も好きです。外国だったら、
トーマス・マンかな。基本的に文体重視だと思います。多分。
こちらは、左の「八犬伝」
のリメイク版です。日本と
韓国で公演したので、
ハングルで「パルキョンジョン」
（八犬伝）と入れてあります。
歌舞伎 大学院の時、二年間「近世演劇史研究」の授業で、鍛えられ
ました。でもそれ以前から、京都に住んでいたときには、四条の南座に
折々歌舞伎を見に行ってはいました。恐らく、元々好きだったから食い
ついていったのでしょうね。 ご贔屓は松嶋屋さん。（片岡仁左衛門丈）
勧進帳の弁慶、よかったぁ！歌舞伎だけ、というより、映画を作る手伝い
とか、バイトでミュージカル劇団の裏方もしました。 友達に仕舞をしてい
る奴もいるので、能も見ます。宝塚へは学部のときに指導教官が、「宝塚
を見てレポートを書かんと、単位をやらへんぞ。」と言われて（笑）よく行き
ました。けど宝塚歌劇って、見てて思ったのですが、関西の人間にとっては、
ある意味、知っておかなきゃなんない、ひとつの教養なのかもしれないな
ぁ、と。
個人的には、文学座から実験的な芝居まで。演劇というもの全部が好き
です。
水泳 好きです。泳ぐ、というより、水の中で、ぽやーんとしている状態
が好きなのだ、と思います。ゆっくり、のんびり泳ぎます。
讃岐うどん これは、好きというより、自分にとっては、ソウル・フード
なのかもしれない。俺の実家では、自分の家からどんぶりと箸を持って、
すぐ近所のうどん屋に出向きます。「おばちゃん、釜玉の大！ 」と叫び
釜から直接茹でたてのうどんをどんぶりにもらって、そこに卵を割り入れ、
しょうゆを少したらして、大急ぎでかき混ぜた後、一気に食べます。一杯
１２０円！ うーん。 至福のひととき。（笑）
体調がよい時は、うどんは自分の家で作ります。うどんなんて、道具は
麺棒と、ビニール袋さえあれば、どこだってできるんですよ。
仏教 京都にいた時に、一気に坊さん友達が増えました。彼らに
よく議論をふっかけていました。徹夜で朝までいろんなことを話してた
こともしょっちゅうでした。未熟者の筋違いな質問にも、彼らは辛抱強
く答えてくれました。だけど、そういう経験があったから、俺が自分の
内面について考えたり、人間についても深く考えることができるように
なったのだと思っています。
人 上にも書いたように、人の話を聞くのが好きです。いろいろな人の
考え方を聞いて、自分に足りないところを考えたりします。ゲイの人には
お決まりの質問ですが、（笑）好みのタイプは？ というのがありますよね。
自分の「タイプ」って、どういう人だろう？ いくら外見が良くても、人と
付き合うためには、自分のことをちゃんと分かってて、それから相手の
ことを理解しようという気持ちがなかったら、付き合いって、結局長続き
しないように思います。だからそうしたことが分かっている人がいいなぁ、
と。大体自分を理解することさえ、ままならないのに、相手を理解しよう、
なんて、無理な話かもしれません。けど、だからと言って、その理解する
努力は忘れてはならない、と思うのです。確かにそれは、不毛な努力か
もしれない、だけど、お互いそういう努力は、最後まで必要だと思って
います。ということで、目下、ひっそりとパートナー募集中です。（このこ
とは、ちゃんと書いておかなくっちゃね。笑）
そのほか 料理を作ることも大好きです。外食はあまりしません。
家でちまちまと作っています。決して派手ではないけれど、自分にとって
最低限必要なものだけを持って、シンプルで自分の身の丈にあった生活
をしたい、と願います。現在の棲家は四国のとある街です。
それ以外のことでご質問がありましたら、こちらまで→